ヘモグロビン値が高いと起こる病気とは?症状・疾患を紹介!

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ヘモグロビン値が高いと起こる病気とは?症状・疾患を紹介!

ヘモグロビン値が多くても病気になる?

ヘモグロビン値が低いと貧血などの症状が起こりやすく、問題視されることが多いのでヘモグロビン値の下の方ばかりに注目してしまいがちですよね。
しかし、ヘモグロビン値が高すぎる場合も問題があります。
ヘモグロビン値が高いと起こる病気にはどのようなものがあるでしょうか。
次の2つを見ていきましょう。

赤血球増加症

ヘモグロビン値が高いと起こる病気の代表的なものが赤血球増加症です。「多血症」とも呼ばれています。
この病気は、高所居住者肺気腫などの慢性肺疾患を持っている人、先天性心疾患を持っている人などによく見られます。
更に、身体の水分量が少なくなった場合にも発症する場合があります。

 

主な症状と原因はこちらです。

症状
  • 頭痛
  • めまい
  • のぼせる・ほてる
  • 顔色や唇が紫色になる
原因
  • 下痢や嘔吐による水分量の低下
  • 喫煙や悪い生活習慣
  • 高い場所に住んでいる

 

ヘモグロビン値が上昇すると、脱水症状になっている場合があります。
脱水症状は、水分の排泄の方が補給よりも上回っている状態です。
そのような状態だと、血液内では赤血球やヘモグロビンの量はそのままで、血液の55%を占める血液の液体成分である血漿が減少するのでg/dlで表されるヘモグロビン値は上昇するのです。
簡単に説明すると、赤血球自体が増えるのではなく、身体の水分が少なくなることで相対的に増えている状態です。
このことから、下痢や嘔吐をすると身体の水分は失われるので、ヘモグロビンが増加するということです。

 

しかし、下痢や嘔吐をしていないのに、値が高い場合もあるかと思います。
この場合は「ストレス性赤血球増加症」と呼ばれています。
これは、喫煙や生活習慣病などが関わっており、他の病気を合併しやすくなったりします。
また、高いところに住んでいる人に起こりやすいのはなぜかというと、酸素の欠乏を防ぐために必要に応じて酸素を運搬する働きのある赤血球の数を増加させて起こるものです。

 

改善策としては、水分を摂取することや、点滴を行うことによって症状は回復していきます。
様々な理由がきっかけとなり、ヘモグロビン値が増えてしまうので気をつけていきたいですね。

 

真性多血症

真性多血症という病気は、全ての血液細胞の元となる造血幹細胞が腫瘍となる病気で、慢性骨髄増殖性疾患の一種です。
主な病気の症状は、次のようなものがあります。

症状
  • 目の結膜の充血や顔が赤くなる
  • 頭痛や耳鳴り
  • めまい
  • 入浴後の皮膚のかゆみ
  • 高血圧
  • 寝汗
  • 体重減少

 

原因は、JAK2と呼ばれる遺伝子が関わっていると言われています。
遺伝子の変異により発症されますが、なぜ変異が起こるのかはハッキリと判明していない状況です。

 

この真性多血症は、合併症として消化管出血や脳出血なども起こる可能性がありますので注意が必要です。
更に、脳梗塞心筋梗塞などの血栓症を発症する場合もあるので、命にも関わってくるのです。
このことから、こまめに血液検査をうけてヘモグロビン値をチェックすることが大事ですね。

 

治療は、年齢が若い人だと静脈血を除去する瀉血(しゃけつ)という方法で、ヘモグロビン値をコントロールする治療法が主体になります。
しかし、ヘモグロビン値があまりにも高かったり、血栓症を併発する可能性が高いと判断された時にはハイドロキシウレアやブスルファンなどの経口抗がん薬が使われることもあります。
尚、70歳を超えるような高齢者の場合は経口抗がん薬が始めから使われます。

 

原因がはっきりと分からないため、対策も難しいですよね。
だからこそ、日頃の検診はもちろんのこと、異変を感じた場合はいち早く受診することが大切です。

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