ヘモグロビン値が高いと起こる病気とは?症状・疾患を紹介!

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ヘモグロビン値が高いと起こる病気とは?症状・疾患を紹介!

医者

ヘモグロビン値が低いと貧血などの症状が起こりやすく、問題視されることが多いのでヘモグロビン値の下の方ばかりに注目してしまいがちですよね。
しかし、ヘモグロビン値が高い場合も問題があります。

 

ヘモグロビンが高いとどのようなことがあるかご存知でしょうか?
おそらく、ヘモグロビン値を日頃から気にしている人じゃないと分からないですよね。

 

  • 血液検査で、ヘモグロビン値が「高いなぁ」と思ってもあまり気に留めない人
  • この前の血液検査でヘモグロビン値が高いことに不安を感じた人

 

色んな方がいるかと思いますが、ヘモグロビン値が高いと、様々な症状・疾患が起こる事があるのです。
ここでしっかり理解して、しっかりと改善していきましょう。
それでは紹介していきたいと思います。

 

目次
  1. ヘモグロビンが高いのは濃度が関係している?
  2. ヘモグロビン濃度が高いと起こる疾患
  3. 酸欠で起こる二次性多血症
  4. 脱水症状で起こる相対的多血症
  5. 遺伝子の変異で起こる相対的多血症
  6. おわりに

ヘモグロビンが高いのは濃度が関係している?


ヘモグロビン値が「高い」ということは、ヘモグロビン濃度(血色素量)が関係しています。
つまり、血中のヘモグロビンの量が多くなり、濃くなることで値が高く表示されるということです。

 

簡単に説明すると・・・。
ヘモグロビン値が高い=ヘモグロビンの濃度が高い
わかると思いますが、血液の中のヘモグロビンが多いということですね。

 

「多いなら身体にいいんじゃ?」と思いがちですが、ヘモグロビンの濃度が高いのもよくありません。
なぜならヘモグロビンが多いと起こる病気もあるので気をつけなければなりません。

 

逆に、ヘモグロビン値が低いと身体が酸欠状態になり、貧血などの症状がでます。
一般的には低いのが良くないことだと捉えられているかもしれませんね。
ヘモグロビンが低いことについての関連記事はトップページで説明しているので気になる方は見てみてください。

 

ヘモグロビン濃度が高いと起こる疾患

ヘモグロビン値が多くても病気になる?

ヘモグロビン値が高いと起こる病気、それは「赤血球増加症」です。
「多血症」とも呼ばれています。

 

この赤血球増加症の主な症状はこちらです。

 

  • 頭痛
  • めまい
  • のぼせる・ほてる
  • 耳鳴り

 

そして、この赤血球増加症は3つのパターンに分かれています。

  1. 二次性多血症
  2. 相対的多血症
  3. 真性多血症

 

同じ赤血球増加症でも、それぞれ原因は違うのです。
そのため自分がどのパターンに当てはまりそうか考えながら見てみてくださいね。

 

それでは詳しく説明していきます。

 

酸欠で起こる二次性多血症

酸欠の女性

酸素不足になると起こるものです。
なぜ二次性多血症が起こるのかというと、酸素が欠乏すると腎臓や肝臓がまず反応します。
そうなると、エリスロポエチンという物質をだします。
その増加に対し、造血する組織が活発になることで赤血球が多く作られます。

 

どういうことか簡単にいうと・・・。

  1. 「酸素がない!」と身体が察知
  2. 限られた酸素を頑張って巡らせなければならない
  3. 赤血球を増やして運搬機能を高める
  4. 結果、赤血球が多い状態に!

 

酸素がない状態が続くと、ヘモグロビンを増加させ続けるため、結果的にヘモグロビンの濃度が高くなるということですね。

 

引き起こしやすい人の特徴

  • 高い場所に住んでいる
  • 肺気腫などの慢性肺疾患を持っている人
  • 先天性心疾患を持っている人

 

大げさではありますが、山を登ると酸素は薄くなっていきますよね。
高いところは、平地に比べて酸素が少ないので高いところで生活している人は引き起こしやすいということです。

 

さすがに住居を変えるまでは難しいと思うので、部屋の中に植物を置くなどして、酸素を取り入れられる環境つくりから始めてみてはいかがでしょうか。

 

エリスロポエチンってなに?

聞いたことがある言葉で説明すると、よくスポーツの選手の間で問題にあがる「ドーピング」で使用されるものです。
筋肉など酸素の供給量を高める効果があり、その際に必要な赤血球を増加させます。

 

脱水症状で起こる相対的多血症

嘔吐しそうな女性

下痢や嘔吐による水分量の低下で起こるものです。
または、水分がなくなることで身体の水分の循環がうまく行われないことでも発症します。

 

しかしながら、脱水症状が原因で発症することが多いです。
血液内では赤血球やヘモグロビンの量はそのままで、血液の55%を占める血液の液体成分である血漿が減少するのでg/dlで表されるヘモグロビン値は上昇するのです。

 

簡単に説明すると・・・。
身体の水分が少なくなる事で、相対的にヘモグロビン濃度が高くなる
赤血球自体が増えるのではないということです。

 

このことから、下痢や嘔吐をすると身体の水分は失われるので、ヘモグロビンが増加するということです。

 

改善策としては、水分を摂取することや、点滴を行うことによって症状は回復していきます。
様々な理由がきっかけとなり、ヘモグロビン値が増えてしまうので気をつけていきたいですね。

 

脱水症状じゃないのに、値が高いのは?

下痢や嘔吐をしていないのに、濃度が高いことがあります。
これはストレス性多血症です。
決定的な原因は判明していませんが、発症しやすい人の傾向としては「喫煙」や「生活習慣病」関わっていることが多いようです。
個々の違いや状況があるので断定はできませんが、日々の身体に悪い生活習慣で、水分量や身体の循環・代謝が悪くなることでヘモグロビン濃度が上がるという考えでしょう。
これに限らず、喫煙」や「生活習慣病」は他の病気を引き起こす原因なので、まずは健康を意識した生活をしましょう。

 

遺伝子の変異で起こる真性多血症

高血圧

真性多血症という病気は、全ての血液細胞の元となる造血幹細胞が腫瘍となる病気で、慢性骨髄増殖性疾患の一種です。

 

簡単に説明すると、赤血球が制御を受けずにどんどん作られてしまい、濃度が高くなる病気です。
ということは、ヘモグロビンは多くなる一方なので非常に危険です。

 

赤血球増加症の共通する症状に加えて、真性多血症は様々な症状がでます。

 

症状

  • 目の結膜の充血や顔が赤くなる
  • 高血圧
  • 内出血
  • 寝汗
  • 体重減少
  • 鼻血

 

原因は、JAK2と呼ばれる遺伝子が関わっていると今現在では言われています。
この遺伝子の変異により発症されるともいわれますが、なぜ変異が起こるのかはハッキリと判明していない状況です。

 

合併症の危険

真性多血症は、合併症として消化管出血や脳出血なども起こる可能性がありますので注意が必要です。

 

更に、脳梗塞心筋梗塞などの血栓症を発症する場合もあるので、命にも関わってくるのです。
このことから、こまめに血液検査をうけてヘモグロビン値をチェックすることが大事ですね。

 

治せる?治療法は?

年齢が若い人だと静脈血を除去する瀉血(しゃけつ)という方法で、ヘモグロビン値をコントロールする治療法が主体になります。

 

しかし、ヘモグロビン値があまりにも高かったり、血栓症を併発する可能性が高いと判断された時にはハイドロキシウレアやブスルファンなどの経口抗がん薬が使われることもあります。
尚、70歳を超えるような高齢者の場合は経口抗がん薬が始めから使われます。

 

この真性多血症に関しては、原因がはっきりと分からない為対策が難しいですよね。
だからこそ、日頃の検診はもちろんのこと、異変を感じた場合はいち早く受診することが大切です。

 

おわりに

病院

ヘモグロビン値が高いことで、引き起こされる病気をご理解いただけたでしょうか?
血液検査ででたヘモグロビンの濃度をないがしろにしてしまう方も多いと思います。

 

そのため、しっかりと自分の状況を見つめ直すことが大事です。
だからこそ、しっかりと半年毎に検査を行って早期発見ができるように対策をしていきましょう!
もちろん異変を感じたらすぐに検査を受けにいってくださいね。